○
叔父さんの葬式に参加した。月曜日の夕方に石川県に向かう。かなりの大雨だが、富山県を過ぎたあたりから小ぶりとなり何とか石川県の自宅にたどり着けた。火曜日の朝に葬式とのこと、その日は早起きして、実家の方に向かう。葬儀は、思ったよりは参列者は少なかった。コロナの関連で、老人たちは参加を遠慮したのだと思う。お坊さんが4名ほど、読経をする。みんな、マスクをしている。椅子の間隔をあけて、感染防止となっていた。
息子さんが親族を代表して挨拶をした。「父はたばこが好きな人だったので、肺の病気で亡くなりました」という言葉が重い。叔父さんは、たばこを吸わないでいたら、80歳を越えて生きることができたのではと思う。棺桶にたばこをひとパック入れて叔父さんの霊を慰める。
出棺のあとは、火葬場に向かう。待っている間は、軽食などが提供されるのだが、コロナの関係で、式がすべて終了後に弁当が支給されるとのことだ。コロナの感染防止のために、いろいろなところで、配慮がされていた。
長らくあっていなかった親戚の人と久しぶりに再会だ。もう一人の叔父さんは奥さんが何年か前に亡くなったそうだ。そんなことも知らなかった。親戚の家で弁当を食べて、親戚といろいろな話をした。そんな会合も大切なことだと思った。
さて、その日は4時過ぎに高速道路を使って岐阜に行くことにした。だが、これが大変なことになった。東海北陸高速道路だが、飛騨清見ICから荘川ICの間が通行止めとのこと、清見のICで降りてから荘川ICまで下の道を行った。そして、荘川ICから、高速に乗る。そしたら、高鷲ICから白鳥ICまでが不通だ。また、高速を降りてそして白鳥ICから高速に乗る。そして、郡上八幡ICでまた不通になった。だんだんと高速道路が不通のところが増えてきた。
郡上八幡から自宅まで下の道を遣おうとしたら、下の道まで土砂崩れで不通になってしまった。ナビを使って自宅に戻ろうとしたが変な山の中に入って困ってしまった。仕方がないので、出発した大きな道に戻った。交通誘導員がいたので、岐阜への道を聞くと、「岐阜へ行くのに今使える道路は一つしかない。飛騨金山まで行って41号線を南にくだりなさい」とのアドバイスだ。
くたくたに疲れながら、10時ごろに自宅に到着だ。疲れ果てたので、夕食はおにぎり2個にした。家内は、カップ麺を沸かして食べていた。
葬式がもう一日後ろにずれていたら、不通の道が増えて、岐阜に帰ることはできなかったと思う。とにかく、悪天候の時は、大事な行事でも欠席するしかないな、という教訓を得た。
コメントを残す