2016-09-02
国民宿舎「小牧台」に昨晩宿泊する。値段は朝夕食ついて9800円である。これはインターネット経由だともっと安いのだろうと思うが、急に宿泊を決意したので、値段はちょっと高めだ。実家のそばなので私も時々利用する。
朝、早く起きてブラブラ散歩する。6時頃なので、まだ人もいない。実は、国民宿舎が建設されるの前は、ここはスイカ畑だった。自分は近所の子供たちと一緒に、このあたり遊び回っていた。小高い丘の上で、かけずり回ったりしたのだ。60年も前の話だ。
さて、この国民宿舎の写真を何枚か撮る。
この柿の木だが、親戚の人が柿を取っていたとき(この地方の方言で、柿を「ぶって」いたとき)、枝が折れて頭から落ちて下のコンクリートに頭を強打して、救急車を呼んだときには、すでに息切れてたそうだ。「おとうさん、しっかりせーな、あかんよ」とみんなで励ましたが、「うーん、うーん」と唸るだけで、すぐにこときれたそうだ。下が土ならば、それほどの打撃ではなかったと思われるが、最近は自動車が通ので、どうしてもコンクリートにせざるを得ない。
柿の木は実がなる頃は、枝が弱くなるそうである。栄養をすべて実におくるので、枝の組織は弱くなるのか?とにかく、自分もよく柿の木に登って、柿をぶるので気をつけたいと思う。
家の前に線路がある。だいたい1時間に一本ぐらいの頻度で列車が昔は通っていた。今は一日に数回か。祖父母は電車の音を聴いて、今何時か時計代わりに利用していた。この能登線だが、あと何年持つか、いずれ廃線になる運命と思う。
それから、わたしの母の実家があった場所だが、ここも懐かしい気がする。実家を売却して業者が何かが新しく建物を建てて倉庫か何かに使っているのだが、ここを通るたびに、母の実家があった頃を思い出す。牛小屋があったり、石の水瓶に金魚を飼っていたりしていた。
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