金属のゴミを捨てる。

昨日は 京都に戻って アパートの 整理整頓をした。16日に大部分を運び出したのだが、搬出は全ては完了せず、かなりのものが残ってしまった。

それで再びこのアパートに戻ってきて 残っている荷物を まとめ、また不要なものを捨てることにした。

不要なものとして、フライパン、ヤカン、金属製の物干しだ。それらはどこに捨てたらいいのか、ということで一生懸命ネットで探した。すると伏見の方に、持ち込みのゴミを取り扱ってくれる業者があることを発見した。

不燃物の不用品は車に積むと大体6箱ぐらいか。 焼き肉用の鉄板のプレートもあるが、ほとんど使わなかった。これは新品同様だが捨てることにした。

京都のアパートは広くて押入れが多かったりして、多くのものを保管できるのだけれども、新しい岐阜のアパートは物置が狭くて、 あまり 物を保管できない。

とにかく、かなりのものを捨てるのだ。不用品を引き取ってくれる業者だが土曜日は夕方6時まで受け付けるのだ。時間がない。

あわてて不用品を箱に積んで車で出発する。業者までナビだと10キロほどの距離だそうだ。

京都市の南の方だ。建友会ホームドクターという医者さんみたいな名前の産業廃棄物処理会社 なのだ。

伏見区のこのあたりには、たくさんの産業廃棄物の処理会社がある。何回か間違える。ある会社は残土だけ扱うとか、生ゴミだけとかで、ようやく目的の処理会社にたどりつく。

さて、不用品を係りの人に見せると だいたい 6000円かかると言う。 引き取り料として自分では1万円から2万円ぐらいだろうと予想していたので一安心をしてオッケーとなる。

そうそう、いくつか不要な包丁を持って行ったので、 係りの人に 袋に入れたもの見せてこれが包丁だよ、と言うと ちゃんと別の破棄場所へ持っていく。

この廃棄物の場所には6人の人が働いていて、不用品を細かく粉砕していた。土曜日も働いている姿に頭が下がる思いがした。

係りの人達はマスクもしないで頑張ってた。ところで、今回考えたことは、たくさんの物を捨てたけれども 本当はリサイクルをするべきなのだ。

現代社会はあまりにも進歩が早すぎる。 すぐに多くのものが不要になってしまう。 もう少しゆっくりできないか。部品だけ交換すれば 100年200年は使えるようになればと願うのだ。

現代社会はたくさんのものが生産されているが、それと同時に たくさんのものが不要品となって破棄されている。この破棄されたものを引き受ける 産業廃棄物センターは非常に大切な機能を果たしている。

生産するとしたら同じ量を いつかは破棄するのだ。我々にはこの破棄する面がなかなか見えてこない。 自分はこの点は認識不足だった。

現代、廃棄物処理の仕事を引き受けている方々に敬意を表したい

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