松本の出張から戻る。


松本に一昨日、昨日と出張をしていた。iPhone 経由で数行だが、2回ほどブログに投稿した。いつでもこのブログにつながっていたいという気持ちがあるので、iPhone はとても便利である。

松本に行きと帰りは中央自動車道を利用した。自分は初めて中央道を走ったのだ。感想は、山が深くていかにも山岳地帯を走っているという気がした。東海北陸道もドライブはおもしろが、谷間を抜けて走るようであり、中央道のような雄大な山を見ながら走行といういうわけには行かない。その意味では、ドライブの爽快感は中央道ではより強く感じる。

松本のホテルでテレビを見ていたら、松本の特長として、三ガク都という言葉がよく使われるそうだ。一つは、「学都」だそうだ。松本は学問の盛んな都市であり、明治に開智学校ができ、とてもしゃれた校舎ができたそうだ。教育熱心な町だと聞く。次は、松本は「楽都」だそうだ。音楽の盛んな町で、小澤征爾が関係する音楽祭りがあるそうだ。セイジ・オザワ松本フェスティバルという名前だ。こんな地方都市にも、世界中から音楽家が詰めかけて盛大なお祭りがあるとは寡聞にして知らなかった。3番目は「岳都」である。松本の周りには高い山があり、登山も盛んなようだ。

昔、私が高校生の頃、松本深志高校の山岳部のメンバーが西穂高岳で落雷に遭って遭難した事故があった。当時の私と同じ年齢の高校生達11名がなくなった。大きなニュースになったので、記憶に残っている。親御さん達の嘆きはいかほどであったか。その高校生達が生きていれば、67歳ぐらいか。夭折した高校生達の冥福を祈りたい。

あとは、小説家の北杜夫が松本高校出身であることを思い出した。この人は登山が大好きで、山岳小説『白きたおやかな峰』を書いている。この本を読んだことがある。山で主人公の最期の部分は今でも覚えている。

などと、「松本」からいろいろな連想が出てきた。見知らぬ場所にくると、いろいろな連想が浮かんでくる。それも楽しからずや。一昨日の夜は、ホテルの近くの養老の滝で食事をした。久しぶりに生ビールを飲む。美味しい。生ビール二杯、サンマ、冷や奴、お茶漬け、合計2200円ほどだ。値段も手頃で、ちょうどいい具合に酔えてよかった。

今住んでいる岐阜のアパートの近くには、養老の滝のような居酒屋がない。それが不満だ。でもあったら、自分は毎日通いづめるな。ないので、私の健康が保てるのかもしれない。

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