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今朝は、窓から外を見ると、雪がかなり降っていた。休日であるが、外出は不可能かなと諦めかけたのだが、お昼頃になってくるとお日様も顔を出して、地面上の雪はかなり溶けた。車の上には雪が降り積もっているので、これは外出のときには掃除しなければならない。
ニュースで聞くと、北陸はまた雪が降るそうだ。でも、今は2月の半ばなので、これが最後の大雪になるのではと思う。あるいは、そのように自分は期待しているのだ。
ところで、このアパートは安普請である。隣の部屋の声がよく聞こえる。洗面所などで歯を磨いていると、よく聞こえる。この洗面所が隣の洗面所と壁一つだけで隔てられているのだろうと思う。
この前は、隣の夫婦がかなり大きな声で会話していた。声が強くて大きかったので、言い合いをしていたようだった。声の内容は分からなかったが、大声を出しているのは分かった。隣の声が聞こえるというならば、逆に我らの声も隣に聞こえてしまうということを意味するのだ。これは困る。
京都のアパートは壁が厚くてめったに隣の声は聞こえなかった。しかし、岐阜のこのアパートは薄い壁で大きな声で話すと、筒抜けになるのだ。
であるので、我らは夫婦喧嘩も静かに声を落として、ねちねちと行っている。大声で大立ち回りをすれば、アパート中の人に知られて、赤っ恥をかくのかと思うと、夫婦喧嘩もおちおちできない。
生活音も互いに聞こえてしまう。トイレやシャワーの音も聞こえてしまう。安いアパートなので、文句を言うわけにはいかないのだろう。
そんなアパートでも、いいことと言えば、冬はあまり寒くないことだ。両隣と下の部屋が暖房を入れると、それらの熱気が薄い壁を越えて流れてくる。これは助かる。
北陸の一軒家などは、冬の寒さは半端ではない。廊下や玄関の寒さは思い出すだけでもブルッと体が震える。
さて、昼飯を食べたら、外出したい。このアパートに一日中閉じこもっていたら、冬の陰気さに負けてしまう。午後はどこかに外出だ。
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