昨日は、イオンモール洛南に行った。まず、床屋に行く。QBハウスという安く頭を刈ってくれる床屋がイオン内にある。自分は65歳以上なので、平日は1,000円で刈ってもらえる。土日は一般の人と同じく1,080円支払わなければならない。1月3日だが、平日扱いで、自分は安い値段で刈ってもらった。
並んで待っている顧客の中に、女性も一人いた。中年の女性、50歳ぐらいか。多くの女性は美容院で5,000円前後支払ってカットしてもらう。しかし、このところ、女性もQBハウスで、ちらほらその姿を見かけることも多くなった。日本人一般の困窮化が進み、高価な床屋や美容院は次第に手が届かない存在になりつつある。
今日の床屋さんは、自分の耳の中の毛も切ってくれた。年を取るとなぜか、眉毛と耳の中の毛の伸びが早くなる。そこまで刈ってくれるのはありがたい。
さて、実は、この日はモールの中を、獅子舞の一行が各店舗をまわり、お祝いをしていた。それは以下の画像である。見えづらいのだが、左側に獅子がいる。
家内とモールの中を回る。福袋がたくさん置いてある。亡き母が正月の楽しみは福袋を買うことだったことを思い出す。正月になると各デパートを回って、福袋を買い込んで中身を見るのを楽しみにしていた。
結果的には、不要品をたくさん買い込んでしまうことになったのだが、母の趣味であり、それで大満足なのだから、いいかと思う。そんな母の習慣をなつかしく思い出した。
食料品売り場で春の七草を売っていた。家内は買い込む。お吸い物にするのか、味噌汁にするのか、楽しみである。むかし、自分の友人の一人で、かなり知的で大人びていた人が、大学生の頃、「春の七草を摘むサークル」に参加して、ピクニックに行ったら「自分だけが大学生で、あとは中高年ばかりだ」と語ってくれたことを思い出す。その友人は、かなり成熟していたが、いまは退職して悠々自適の生活のようだ。
さて、自宅に戻り年賀状の整理をする。何枚か返事を書く。年賀状の数はこのところ毎年、減ってきている。一つは自分は外部での仕事を減らしていること、昨年定年退職したこと、そして、友人知人の中には、物故した人も増えてきていることで、年賀状の交換も減ってきている。
年賀状の交換だけの付き合いの人とは、どちらかが喪中になると、それが切っ掛けとなって、途切れてしまうことが多い。それも仕方がないだろう。こなかった友人たちは生きているのかな、と気がかりになる。
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