新たな観光地の紹介


昨年、小中学校の先生方に岐阜の観光地の話をしたときに、お勧めの観光地はどこがあるか、と質問をした。そして、できたら、マイナーなところで、あまり知られてない場所を挙げてほしいと依頼した。以下はその時に示された観光地である。印象としては、過去の歴史的な名所もあるが、近年の特徴として、アニメの舞台が増えてきたということである。アニメから入っていって、その聖地を巡礼するという形で観光名所ができてきた。

このアニメによる聖地巡礼というテーマは面白い。自分もいつか研究してみたいと思っている。下に掲示した観光地はほとんどが、自分ではまだ訪問していない場所である。今後これらの地を訪問して、岐阜の観光について紹介したいと考えている。ただ、それらの報告はこのブログでは相応しくないので、私の姉妹ブログである「岐阜の観光地を訪問しよう」に記事を投下していこうと考えている。

つれはし」という優れたブログがある。アニメの聖地巡礼に実際に訪問して原画と現地の写真の比較撮影など管理者の徹底的な探究心がうかがえる素晴らしブログである。それもご覧になればいいと思う。

モネの池(関市板取洞戸村)

名称の由来だが、この池の花は蓮がきれいであり、まるでクロード・モネの絵画『睡蓮』を連想させるので、このような名称がついたのである。また、関市の板取洞戸地区の道路は「紫陽花ロード」と名付けられている通りに10万本のアジサイの花が咲き乱れている。モネの池は「根道神社」境内にあるので、根道神社を目的地にナビに打ち込むとよい。

板取川のやな漁

板取川では、やな場をもうけて、産卵のために下る鮎を捕獲する。8月1日が鮎の捕獲の解禁日であるので、この日以降に行くとたくさんの鮎を見られる。やな場に隣接する料亭では鮎料理を堪能することができる。

小紅の渡し

小紅の渡しとは、岐阜市で唯一の長良川の渡し舟である。県道の一部となっていて、遊覧船とは違い、交通手段としてご利用いただけるそうである。料金は無料である。現在、渡し船はエンジンで駆動しているが、過去には岸付近では竹ざおで、水深の深い部分は櫓で進んでいたそうである。これはとても風情のある姿であったに違いない。水面から見る岐阜城がとても美しい。

ルドルフとイッパイアッテナ

「ルドルフとイッパイアッテナ」とは、アニメの作品である。Wikipediaからの引用だが、「ひょんな事から岐阜から東京の江戸川へ行った猫のルドルフは、教養のある猫イッパイアッテナに出会い意気投合する。イッパイアッテナはルドルフを岐阜に帰らせる方法を模索しつつ、ルドルフに字の読み書きを教える。ルドルフは飼い猫ブッチーに出会い、岐阜へ帰る方法を発見するが、岐阜へ出発する前日にブルドッグのデビルと喧嘩してイッパイアッテナが重傷を負う。」とある。

岐阜市がモデルとなっている。なお、岐阜市には、2005年まで市電が走っていたので、その市電がこのストリーには登場するそうだ。

墨俣一夜城(大垣市墨俣歴史資料館)

永禄9年(1566年)に、豊臣秀吉が、一夜にして築いたと伝えられるのが墨俣一夜城である。その城跡に、当時の砦のような城ではなく、城郭天守の体裁を整えた墨俣一夜城(歴史資料館)が、平成3年4月に開館している。

昭和村

昭和30年代の里山を復元した昭和村である。村内は広いので、バスが通っているので、利用するとよい。

鳩吹山

鳩吹山は、岐阜県可児市の西端にある標高313mの山である。地元の住民に里山として、親しまれている。そのすぐ北側には木曽川が流れている。北斜面は急勾配の岩壁が多く、その岩の上からは日本ライン下りの観光船を見降ろすことができる。山頂には三等三角点と休憩用のテーブルとベンチがなどあり、北側の展望がある平らな広い山頂はハイカーの絶好の休憩地となっている。

花フェスタ記念公園

花フェスタ記念公園は1995年に開催された花の博覧会「花フェスタ‘95ぎふ」の会場を岐阜県が再整備し、翌1996年にオープンした県営の都市公園である。 80.7ha の広大な敷地に、約7,000品種30,000株のバラが植えられた世界最大級のバラ園がある。さらに、バラの歴史にふれる「花のミュージアム」、季節ごとにガーデンショーを展開する大温室「花の地球館」、園内を一望できる高さ45mの「花のタワー」、屋外イベントホール「プリンセスホール雅」など特徴ある施設がある。

川合次郎兵衛塚1号墳

川合次郎兵衛塚1号墳は、岐阜県可児市川合にある方墳である。古墳時代後期(7世紀後半)築造されたと考えられる。すべて川原石で葺かれていた墳丘は二段に築かれており、平坦な所にもこぶし大の石が敷かれている。 古墳からは 3つの横穴式石室が発見されており墳丘の中央の巨大な主室をはさんで左右にそれぞれ西副室、東副室が造られており、この3つの石室は古墳を築くと同時に造られたものではなく、東西各副室は後で増築されたものであると考えられている。

中山道太田宿

太田宿(おおたじゅく)は中山道51番目の宿場(→中山道六十九次)。美濃国加茂郡太田村(現・岐阜県美濃加茂市)に存在した。太田の渡しは、中山道の難所の1つであった。現在も宿場町の面影を残している。歌川広重「木曽街道六十九次・太田」にその地が描かれている。

白川郷

閉鎖された田舎で起こる連続殺人事件を描いたシナリオゲーム『ひぐらしのなく頃に』の舞台が白川郷である。ゲームの舞台である「雛見沢」のモデルになったのは岐阜県の白川郷である。白川郷には、ゲームのたくさんの聖地がある。音、景色、雰囲気、全てがゲームの中に入ったような雰囲気にさせる。このゲームのファンには村を歩くだけでも感動の連続であろう。

高山市

アニメ「氷菓」の舞台になった場所である。2001年11月に刊行された米澤穂信の推理小説『氷菓』の舞台になっている。その話はwikipediaによれば、次のようである。

何事にも積極的に関わろうとしない「省エネ主義」を信条とする神山高校1年生の折木奉太郎は、姉・供恵からの勧めで古典部に入部する。しかし、古典部には同じ1年生の千反田えるも「一身上の都合」で入部していた。奉太郎とは腐れ縁の福部里志も古典部の一員となり、活動目的が不明なまま古典部は復活する。そして、えるの強烈な好奇心を発端として、奉太郎は日常の中に潜む様々な謎を解き明かしていく。

ある日、奉太郎はえるから助けを求められる。それは、彼女が元古典部部長の伯父から幼少期に聞かされた、古典部に関わる話を思い出したいというものだった。奉太郎の幼馴染で里志に好意を持つ伊原摩耶花の入部後、古典部の文集『氷菓』がその手掛かりだと知った奉太郎は、仲間たちと共に、『氷菓』に秘められた33年前の真実に挑むことになる。

高山はいまだに古き日本が残っていて、聖地巡りに最適の町である。

美濃太田市

『のうりん』は白鳥士郎による日本のライトノベルの舞台は美濃太田市である。農業高校を舞台にして、農業に青春をかける農業高校生たちの日常を描いたノベルである。「農業系学園ラブコメディー」であり、ギャグが中心である。また、現代日本の農業の問題点も取り上げられている。

 

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