次男のアパートの片付け、カッパ寿司


昨日、私は大阪の次男のアパートに行った。アパートの最終片付けに私が手伝うのだ。家内も行きたがったのだが、私の車で荷物を搬送する時は、後部座席は全て倒して荷物を積み込む。家内が座る場所はないのだ。それで、私と次男だけが引越しの作業をすることになった。

朝の5時半ごろに岐阜を出発する。朝は寒いせいか車のフロントに霜がついている。霜を溶かすためにしばらく暖機運転をする。ようやく、霜が溶けて前が見えるようになった。まだ薄暗いが出発する。

岐阜羽島のインターから高速道路に入る。徐々に車が増えてくる。大型トラックが多いのに気づく。東海北陸自動車道ではトラックはほとんど通らない。しかし、名神高速道路では、こんな時間から、大型トラックが多数走っている。

名神高速道路は、日本の物流の基盤なのだ。ここが破壊されたら日本の動脈が切断されたような大被害をもたらす。新幹線が人流のかなめとすれば、物流は名神が担っている。日本のような狭い国は、実は、物流と人流の両面とも好都合なのだ。重層的な結合が日本の科学技術や産業の根底にあり効率よく機能している。ロシアのような広大な国では、人と物とが有機的に結合していない。単にバラバラに散在しているだけという印象だ。などと、難しいことを考えながら高速道路を運転していた。

途中の菩提寺(だったな?)のサービスエリアで休憩をする。たくさんのトラックが止まっている。多くのトラックはエンジンを切らないで暖房をとって、運転席では運転手が仮眠を取っている。まとめて仮眠所を提供すれば、ガソリンの節約になると思うのだが。

トラックがたくさん止まっていたが、この写真では分かりづらい。

さて、7時ごろに朝飯定食を食べる。税込で390円だ。安くて量がある。ご飯、生卵、納豆、味噌汁、コロッケとキャベツだ。これで390円とはお得だ。運転手さんたちも何人か食べていた。時々、ご飯は大盛りでと注文する人がいる。そうか、自分には、この390円の納豆定食でもボリュームがいっぱいと思うのだが、若い運転手さんたちには、まだまだ食べたいようだ。

私の横で中年男性が、ハムエッグ定食を食べている。私はジロジロそれをながめる。美味しそうだ。これを注文すればよかったかなとも思う。次回、機会があれば、ハムエッグ定食を注文する。

さて、次男のアパートに到着だ。かなり荷物はある。家電とか売り払ったのだが、それでも量はある。たくさん、詰め込んで、京都の寮に向かう。しかし、あまりに詰め込みすぎてバックミラーでは後ろが見えない。怖いので、高速道路は使わずに、一般道路でゆっくりと京都に向かう。

10時半ごろに到着した。そして、手際よく荷物を寮の部屋に運び入れる。

さて、それから京都に戻るのだ。最終的なゴミの整理をするのだ。途中で昼飯としてカッパ寿司に寄る。私はカッパ寿司が好きだった。10年以上も昔の京都の勤務地の近くにカッパ寿司の店があって、私はよく利用していたものだった。

さて、久しぶりにカッパ寿司を利用するのだ。しかし、寿司が小さくなっている。シャリとネタの両方とも可愛く(つまり、小さく)なっている。これは驚いた。あまりに驚いたので写真を撮った。

小さくなっている。

自分の記憶では、昔はこの2倍ぐらいあった。シャリも量があり、5皿ぐらい食べると結構いっぱいになったものだった。皿の大きさは変わらないので、アンバランスに見える。カッパ寿司はどうなったのか。あるいは、他の回転寿司の店も同じような具合なのか。

さて、さてアパートではゴミを全て捨てて、残りの荷物はなんとか車に詰め込んだ。学生時代の衣服はかなり捨てるようだ。次男も社会人になれば、それにふさわしい服を着ることになる。

そのあと二人で清掃をした。29日に次男はアパートを引き渡すのだ。管理人が来るので、部屋が汚いと清掃費などを請求されそうなので、一生懸命に綺麗にする。1時間ほどで清掃完了だ。これで大丈夫だろう。

数週間ほど前に業者に引越しを見積もって貰ったら10万円と言われて、これでは自力で行おうと決意して、私は2回ほど岐阜と大阪を往復した。往復でガソリン代と高速代で毎回1万円ほどかかったが、それでも業者に10万円払うのよりは安く上がったと思う。

次男は大阪の安アパートともお別れだ。

それから、次男と岐阜に向かう。最初は私が運転していたが、伊吹のサービスエリアから次男が運転することになった。次男は高速道路の運転は苦手であったが、いずれは覚えなくてはいけない。次男はやや緊張していた。サービスエリアから無事に車線に入れて、特に問題なく運転となった。

そして、6時半ごろに岐阜に到着だ。この日はとても疲れた。次男も若いくせに疲れたと言っている。夕食では、家内と次男はワインを飲んでいたが、私は疲れ果てたので。早々に床についた。

そして、今、真夜中の2時ごろに目が覚めて、こうやって昨日のことを記録している。このところ、日常の生活を細く記録しておきたい気持ちが強まっている。

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