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コロナウイルスはまだまだ広がりつつある。アメリカでは20万人以上の人が感染した。ニューヨーク市だけでも、10万人以上が感染したと聞く。日本でも日々の感染者数が増えつつある。
今から、2ヶ月前、2月1日の時点では、我々が知っていたのは中国の奥地にある武漢という都市で新型肺炎が広まりつつあるという話を聞いただけだった。その頃は、人ごと、他人事と思っていた。それが、この2ヶ月で大きな変化だ。その時点で、誰も2ヶ月後にこんな大事になるとは予想できていなかった。
私の勤務する学校でも対策が講じられている。卒業式も謝恩会もなくなった。そして、入学式もなくなり、新規採用教職員の歓迎会も中止となった。授業も、学生同士はくっつかないで座席を開けて座り、窓も開ける、という指示が出されている。でも、それも難しくなってきている。
もう対面の授業自体が無理ではないか。オンラインの授業で代用できるものは代用だ。でも、実験や実習などはオンラインではできない。などと未曽有の出来事にみんな頭を抱えている。
ところで、昨日は教員たちで近くの寿司屋にランチを食べに行った。回転すしなのだが、以前のように、レーンにむき出しの皿が流れているということはない。全て注文を受けてから作るようだ。我々は、全員が「海鮮どんぶり」のセットを注文する。はまぐりの味噌汁と茶碗蒸しが付いているのだ。それで880円だ。我々は一割引のクーポンを持っていたので、消費税分が相殺されて、実際の支払いは880円であった。安くて美味しくて十分に満足した。
ランチの時の会話はやはりコロナウイルスの話題だった。この歯止めのないウイルスの蔓延は怖い。岐阜はまだ大丈夫と思ったりするが、名古屋から通ってくる教員も多いので、どうしてもウイルスの脅威には敏感になる。
寿司屋で皿を運んでくれる店員さんは、手袋をしている。寿司を作っている人は素手だと思うが、これからは手袋をして寿司を握ることになるのかな。
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