大垣西のインターで降りる。

2016-05-24

昨日は午前中は非常勤先で学生の卒業論文を一緒に読み進んだ。その後、2年前の教え子のYさんが来て、手紙の英文を修正する。英文は口頭で話すには少々ブロークンでも問題ないが、文書となるとある程度は文法的にきちんとしたほうがいいので、少々手を加える。かなり説得力のある英文となった。

さて、それから例によって、京都から岐阜へと戻るのだ。毎回移動することで、何か発見があると述べているが、そうとは限らないのだ。ネタがなくなってきた。そこで、今日は、東海環状高速道路について述べてみたい。名古屋をぐるりと取り囲む高速道路が現在建設が進んでいる。東側は大体完成したのだが(赤い実線)、西側はまだ建設中(赤い破線)である。

東海環状高速

完成にはあと5,6年はかかるのではと思われる。高速道路が完成すると、たしかに、すべては便利になる。5,6年ぐらい前に、新名神高速が完成してから、草津と米原間の車が減ってずいぶんと運転しやすくなった。また、京都と名古屋を結ぶ線も新名神高速だとかなり時間短縮になる。今まで米原のほうへ北に迂回して名古屋に行っていたのが、直線で名古屋に行けるようになったのだ。

そんなことで、昨日は大垣西のインターで降りた。そこには写真で示されたように新しい拡張工事が進んでいる。

大垣西のインターでの拡張工事

大垣西のインターでの拡張工事

私のアパートの近くでの高速道路の工事

私のアパートの近くでの高速道路の工事

このように高速道路が建設されて、連結されていく。ただ、思うには、これだけ高速道路を拡張するとメインテナンスの仕事が増大になる。そのためには、地方の人口の過疎な地域での道路工事を縮小するしかないと思う。今までの日本は地方の雇用確保のために、公共工事が盛んに行われて、どんな田舎道でも舗装されていた。

しかし、これからは、過疎の地域の道路工事は難しいと割りきって、今までに完成した高速道路や都会の主道路のメインテナンスに金とマンパワーを集中すべきだろう。人口が減り続ける社会では、公共投資の大半はすでに存在する道路の維持確保が最大の優先事項だと思う。

そんなことを考えながら運転して岐阜のアパートに到着する。何か、暑い日だ。30度を越しているだろう。5月で30度を越すのか。群馬のどこかでは34度に達したという。確かに地球は狂い始めている。

2 Comments

TI

高速ネタなので思い出しましたが、そろそろ名神高速集中工事が始まりますね。京都~岐阜の移動は、渋滞に気を付けてください。

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kanazawa

I君へ、大阪のほうでも、吹田の方面か、工事が始まっていますね。私は年も年ですので、ゆっくりと運転していく予定です。

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