仕事が重なってきた。

私の近年の生き方のモットーは、仕事はできるだけ引き受けないことである。でも、気が弱くてなかなかNoと言えない自分だ。それゆえに、仕事が振られそうな場所には、できるだけ近づかないようにしている。そんな自分が、この二週間ほどは、相当忙しい。仕事が与えられそうな所からは逃げていたのだが、どうも仕事の神様に捕まってしまい、忙しくなるのだ。いくつか仕事がある。

1つめは、学生に算数を教えることになった。旅人算、水槽算、鶴亀算などを教えるのだ。60年ぐらい昔の知識を総動員して、プリントを作ったり、PowerPointを作成している。分かりやすく教えるなんて、こんな年寄りに何を期待しているのだ?

2つ目は、新聞社から取材を受けることになった。ある雑誌から依頼されて、論文を執筆した。そしたら、ある新聞社の人の目にとまり、その取材を受けることになった。単に受けるだけではいけない。まともなことを言わなければならない。もう一度、こちらの知識を整理整頓する必要がある。執筆に用いた資料を再度読み返す必要がある。

3つ目は、ある学会の司会をすることになった。講演をする人の紹介とかその準備も大変だ。外国人がいて英語で質疑応答があるとすると、こちらも緊張する。これも逃げたいのだが。

ここまでがこれから二週間ほどの自分の予定だ。実は、年末年始の集中講義も頭痛の種だ。一日5コマの授業を三日ほど行う。これが辛い。一コマは90分なので、5コマとは450分だ。喉も痛くなるし、頭も朦朧としてくる。途中で倒れるのではと心配する。

とにかく、来年の2月ごろには、これらが全て一件落着となる。しばらく、老骨に鞭打って頑張るのだ。

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