この数日、研究室の建物への道を通るたびに、キンモクセイの甘い香りをかぐことが多くなった。そう、もうキンモクセイの季節なのだ。キンモクセイの香りをかぐと秋がついに来たな。これから寒い季節なだなと覚悟を決める。
ところで、昨日、あるところに送金をしようとしてATMを用いたら、入金した札の中で5千札が一枚だけ返却されてきた。どうしたものかと不思議に思って、もう一回入れてみたが、やはり機械が受け付けない。偽札なのか?それともどこか汚れているのか折れているのか、と不思議に思った。窓口に持っていったら、裏が汚れているとのことだ。わたしからすると、分からないが、銀行の人の指摘で裏面にかすかな汚れ、醤油でもこぼしたような汚れがついている。銀行の人は専門家で、すぐさまどこがおかしいかと見抜いてくれた。それで、新札に替えてくれた。
偽札を掴まされると、補償はなくて、掴まされた人が損するだけと聞いていたので、この5千札のために、5000円を損するのかと心配していた。だが、そんなこともなくて、良かった。でも、最近の札の鑑定機能は素晴らしくて、ちょっとの汚れでもすぐに指摘してしまう。便利なような不便な気がする。そんなことから、偽札づくりなどは現代では、ほぼ不可能になってきたと思う。昔と比べれば、銀行強盗や誘拐犯も皆無といっていいような状況だ。町中に監視カメラがあるので、すぐに捕まってしまう。
安全性は高まったが、そこら中で監視されていると思うと、ちょっと心配だ。
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