久しぶりに朝の散歩をする。

2016-08-28

このところ暑かったので、散歩はしていなかった。今朝はひんやりとして涼しいくらいだ。それで散歩をすることにした。本当に久しぶりの散歩だ。散歩が好きな自分だが、酷暑の中の散歩はきつい。ようやく散歩ができる季節が戻ってきたと思うと嬉しい。

少し歩くと、足腰が衰えた感じがする。毎日、朝1時間ほど散歩していたときは、特に苦もなく歩けたが、なんだか弱くなったような気がする。これからは無理をしても毎朝散歩する必要性があると感じた。雨の日でも、寒い日でも散歩をしよう。でも、酷暑の散歩は無理な気もするが。

さて、ゆっくりと歩く。向こうから来たジョギング中の中年女性が私に挨拶をする。私はあわてて挨拶を返す。岐阜では見知らぬ人々同士でも、よく人々は挨拶を交わすが、ここ京都では珍しい。その人に対して、今日がよい日でありますように、と心の中で祈る。

桂川の道標があるところにきた。来年の4月には京都のアパートを引き払い、全面的に岐阜に引っ越しをしようと思うので、桂川の周辺を散歩できるのもあとわずかと思う。しばし道標を見てスマホで写真におさめる。

京都では、桂川よりも賀茂川(鴨川)の方が有名であり、よく歴史書に登場する。Wikipedia を見ると下のように記してある。

京都府京都市左京区広河原と南丹市美山町佐々里の境に位置する佐々里峠に発する。左京区広河原、左京区花脊を南流するが、花脊南部で流れを西へと大きく変える。京都市右京区京北地区を東西に横断し、南丹市日吉町天若の世木ダム、同市日吉町中の日吉ダムを経由、以降は亀岡盆地へと南流する。亀岡市の中央部を縦断し、保津峡を南東に流れ、嵐山で京都盆地に出て南流、伏見区で鴨川を併せ、大阪府との境で木津川、宇治川と合流し淀川となる。

自分でもよく知らなかったことだが、まとめると、桂川が下っていくと淀川になるということだ。大阪に行くと大きな淀川があるが、桂川もふくれあがり、あのように強大な川になるのか。江戸時代から河川交通の要所であったことが分かる。

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散歩をしながらいろいろ考える。今朝は金策を考える。子供二人を無事に大学を卒業させることができるかが大問題だ。これが自分のこれからの人生での最大のミッションなのだ。でも、金が続くかとても心配だ。貯金は次第に減ってきている。年金も在職中とのことで満額をもらっていない。少なくともあと10万円は毎月ほしいのだが。

てなことを考えながら散歩する。子供二人が無事に卒業したら、あとは自分は完全リタイアとなり、好きなことばかりして、静かに暮らしたい。そんな日を10年ほど続けて、それから静かに逝きたい、と考えたりもした。

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