『水滸伝1』を読んでみる。

秋が少し深まり、やや涼しくなってきた。昨日は、浜松市で日本語教師養成講座で講演をした。数か月前から準備していた講義であり、昨日は終わった後で、安堵感でほっとした。無事に終わった。聴衆の方もある程度は反応を示してくれたと自画自賛している次第である。

さて、今朝は大仕事が終わったという安堵感でのんびりと桂川の周辺を散歩した。半袖が少々寒く感じるぐらい。でも気持ちがよい。桂川は先週から雨が多かったからか、水量が多いようだ。今年はもう台風は来ないだろうな。

自分は人生の秋から人生の冬へ向かおうとしている。静かに、ひっそりと生きていきたいと考えている。もうストレスのかかる仕事はしたくない。好きなことだけをしたい。

午後は久しぶりに読書をした。実は昨日の夕方、近くの古本屋で北方謙三『水滸伝1』集英社文庫を買っていたので読んでみた。かなり面白い。でも、全部で19冊あるので、こんな調子のシリーズを全部読みきるのは飽きるかなと思った。第2巻以降も購入するかどうかは未定だ。

でも、舞台設定が現代の中国に似ていると感じた。役人の腐敗がはびこり、まだ民主主義は誕生していない。普通選挙で選ばれた政府はいつになるやら。そんな中国には、今、無数の魯智深、史進、林冲が生まれつつあるように感じる。

桂川は水量が多い。

桂川は水量が多い。

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