長男からのスカイプ

長男はインターンシップでボリビアに行ってから何も連絡がないので、どうしているのか心配していた。そしたら、今日の朝の10時頃にメッセージが入り、これからスカイプで連絡を入れるとのことであった。家内がスカイプにでて接続しようとした。かなり時間がかかったが何とか接続できた。家内と長男は一時間ほど話していた。私も時々は話に加わりボリビアの実情を教えてもらった。

長男はボリビアのサントクルスの街にいる。一か月前にどこかのシアハウスに入っていたが、ようやくwi-fi の使えるアパートを見つけてそこで引越しをしたそうだ。それで今日がスカイプの使い初めとなったそうだ。

サンタクルスの街はやはり治安は日本とは比べ物にならないそうだ。夜はタクシーの移動で夜道を歩いたりはしないと言っている。息子はあるオフイスにいて、顧客になりそうな人にインタビューしてその内容をレポートにして上司に提出する仕事が中心のようだ。そのレポートはスペイン語でまとめているそうだ。長男の上司は英語は全然できないそうで、おかげでスペイン語が上達しそうだと長男は言っていた。

夜の6時頃に仕事がおわり、人々は自宅に戻って8時頃に夕食をとる。そのあとで、11時頃に酒を飲みに外出して自分の家に戻るのは夜中の2時頃だという。なんでそんなに遅いのかと聞くと、それがボリビアの習慣だそうだ。週に2回ぐらいは息子も友人と外で酒を飲むそうだ。ただ、夜中の2時頃は物騒なので、さすがにタクシーを使うのだが、アパートの鍵が古くて、なかなか開かないそうで、こんな時に強盗に襲われたら危ない、と緊張していると言っている。

この国では、車の乗っている時は、シートベルトは誰もしない。そもそも車にはシートベルトさえも付いていないとのこと。タクシーの中には窓が閉まらないものも多い。そのようなタクシーだと信号待ちの時に、ストリートチルドレンが窓から手を入れて物乞いをするので厄介だと言っていた。長男はこの日は自炊をするのだと言って、鶏肉の料理法を家内から長々と聞いていた。

とにかく、無事に帰ってきて欲しいの気持ちだけだ。長男はいろいろな経験をするのが好きで、2年生のころからよく海外に行っていた。2年の時はアメリカとメキシコ、3年の時はオーストラリア、そして4年生の今はボリビアだ。来年は就職だが、これらの経験を会社員になってから生かして大いに活躍して欲しいと願うのだ。

photo credit: Daniele Zanni At the market via photopin (license)

photo credit: Daniele Zanni At the market via photopin (license)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください