NHKから逃れる方法はないのか?


次男から電話がかかってきた。NHKの集金係が来て、無理矢理、契約を結ばされたそうだ。口座からの自動振替にしたようだ。このNHKから逃れる方法はないのか、というのが次男の相談内容だ。

私もNHKにはお金を払っている。自分はNHKを見ることはない。昔はよく見ていた。特にNHKのニュースなどは世の中の動きを知る上で必要だと思っていた。でも、今は代替のメディアがたくさんある。

ニュースに関しては、ネットでより深く、早く、多角的な見地から、知ることができる。Twitter からだと、今現場で起こっていることまで臨場感あふれる報道を知ることができる。NHKでも物足りない。

新聞はどうか。この時代、新聞は毎年購読数を減らしている。実は私は新聞はこの20年以上も購読していない。引越しが多すぎて新聞の購読・取りやめが面倒臭くなったこと、さらには海外に行くことも多くて、その間の差し止めも厄介なことだった。それで、新聞は取っていない。

テレビはひかりテレビで映画の放映を楽しむくらいだ。先日は、『ノアの方舟』を見た。それなりに楽しめた。だが、NHKを見ることはほとんど無い。皆無と言ってもよい。であるから払いたく無い。

しかし、このアパートに何回も集金人が来る。居留守を使っても、夜は明かりをつけるから在宅であることが分かる。ピンポンと押して何回でもやってくる。引越しをしても、引越し業者からNHKに通知がゆくようで数日したら集金人が来て「契約お願いします!」とくる。

あまりにうるさいので、根負けして地上波だけ契約だ。4月26日と10月26日に7,190円ずつ引き落としになる。全く利用しないものにお金を払うのは馬鹿馬鹿しい。

確かに、NHKには存在意義がある。朝のドラマを見ている人、紅白歌合戦を見る人、大河ドラマを見る人、などがいる。母は日曜日の昼の「のど自慢」を聞くのが楽しみだった。NHKを利用している人はたくさんいる。しかし、視聴しない人もたくさんいる。

一つの提案はスクランブルをかけて見たい人だけが見るという方法があると思う。しかし、スクランブル方式にすると、解約者が続出で、NHKは倒産か。まあ、民放のようにコマーシャルを乗せるようになるから倒産はないとしても、性格はかなり変わるだろう。

コマーシャルに頼らないゆえに、ある程度の客観性があり、学術的な内容の番組も放映できるのだ。であるから、仕方がない面もある。

うーん、分からない。NHKは払いたくないが、存在意義はあるだろうから、寄付と考えて払うべきなのか。

次男との電話では、そんな話をした。

3dman_eu / Pixabay

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