変な雛人形があった。


昨日は、大垣にあるイオンモールに行ってきた。この日は、暖かい日であった。車で運転していると春が来たなと感じる。でも、一歩、車の外に出ると風が強くて寒い。特に、昨日はマフラーをしていなかったので、車外を歩くと風が首元にスースー入ってきて寒い。春になっても、マフラーはしばらくは手放せない。

イオンの中をうろつく。すると、雛人形が飾ってあった。一つ面白い雛人形があった。面白いというよりも、変な雛人形だ。

変な顔をした雛人形

雛人形は顔がポイントだ。普通は高貴な貴族的な顔をしている。この雛人形を創作した人は、何か別のことでアピールしたいと考えたのだ。雛人形は貴族的な顔という通念を打破したいので、このような庶民的な顔の雛人形を作成したのだろう。

値札の文字が小さくて見えづらいが、値段が30万2400円だ。この雛人形を飾るのに30万以上の価値があると考えたのだ。しかし、通常の人は、この人形に30万円も払うことはない。しかし、どうなっているのか。

不思議に思って、「おひなちゃま」「上原装子」でグーグル検索をしてみた。すると次のようなサイトを見つけた。
https://shop.shikisaido.com/products/detail.php?product_id=365 それには次のような文章があった。

創作人形作家・上原装子さん作の古布をふんだんに使ったお雛様その名も『おひなちゃま』です。

色柄とりどりの古布を使い、幾重にも重ねて作りあげるとても色鮮やかな人形は、表情豊かで、笑ったり、とぼけたり、澄ましたり。。。話しかけたくんります。そして、今にも動き出しそうである。

着物はもちろん上原さん自ら選び抜いた生地であり、、かんざしや扇などの小物にもこだわり、骨董を使用しています。だから人形に重みがあります。

おひなちゃまは昔を懐かしみご自分用にお求めになる方が多いです。

一風変わった作風のお顔で愛嬌があるおひなちゃまは桃の節句の時期だけでなく、一年中飾って楽しめるお雛様の人形です。

この人形を創った上原装子さんは、哲学があってこのような雛人形を創り上げたようだ。古い布を再利用して、雛人形は貴族的な顔に限るという世の通念を打ち破るために、敢えてユーモラスな顔にしたのだ。ふーん、と思いながら見ていた。でも、値段が高い。値段だけは貴族的だ。値段も庶民的に下げたもらいたい。

色々な発見があって、大垣のイオンも結構面白い。ただ、わがアパートからは遠い。1時間ほどもかかってしまう。昨日は天気も良くてドライブも楽しめたのだが、やはり1時間以上のドライブは辛い。

さて、今日は岐阜イオンに行く予定だ。もう隅々まで知ってしまった気がする。本屋でも寄って面白そうな本がないか調べてみたい。

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