土地に関する争い

石川県の七尾市に、私の実家がある。そこに山も付随して、まいとし少なからずの金額を固定資産税として請求される。実家はいいとして、周りの畑や山は売却したいと考えている。現役時代はある程度の収入があって、固定資産税の支払いもさほど苦ではなかったが、とにかく現在の嘱託のような仕事では、金銭的にも苦しい。昨年末に、ある田んぼを隣人に売って固定資産税が減ったと喜んでいた。さらに、その一部の田んぼは、草刈りをお願いしていて、毎年3万円ほど草刈り代を払っていた。売却したことで、草刈り代を支払うことはなくなった、と喜んでいた。

だが、仲介をしてくれた人から連絡があり、草刈りをしていた田んぼは売却されていない。依然として、私の名義だというのだ。驚いてしまった。典型的な負債である田んぼを売却できたと喜んでいたら、ここは売れていないという。仕方ないので、今週末に実家に戻って調べてみることにした。私は売却したとの認識だが、隣人はそうではないようだ。最終的にはどうおさまるのか。

とにかく、面倒くさいの一言だ。これほど過疎化が進むのが予想できていたら、両親が亡くなったときに(その頃はまだ買い手はついただろう)、

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