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今日は家内と一緒に岐阜大仏を見た。タカシマヤに行く途中に岐阜大仏があることを思い出して、ちょっと寄ってみたのだ。日曜日だが、相変わらず、閑散としていた。昨年の暮れに来たときも同じように閑散としていた。さて、一人あたり200円の入場料だ。
パンフレットをもらう。このパンフレットを読むと、このお寺の正式の名前は「黄檗宗金鳳山正法寺」という仰々しい名前だ。京都にある黄檗宗の万福寺の末寺だそうだ。京都の万福寺は有名で私も数回行ったことがある。でも、岐阜のこのお寺は狭くて、中に大きな大仏があるだけで、その他には何もない。
中に入ってお賽銭にお金を入れてお祈りをする。お祈りをしてから見上げると大仏は右手でOKサインをしている。慈悲深い大仏だ。私の願いを聞き入れてくれるようだ。金箔が塗ってあるそうだ。完成までに38年かかったそうだ。顔は穏やかな表情の仏像だ。
さて、それからタカシマヤに向かう。ところにたくさんの警察官が立っている。岐阜機動隊と書かれた二台のバスがある。有名な政治家が来るので、警戒をしているようだ。いったい誰がくるのだ。安倍首相が岐阜にでもくるというのか。あるいは外国の大統領でも来日しているのか。でも、岐阜に来るとは聞いていない。
タカシマヤは細くて高い10階建ての建物だ。風が吹くと倒れるのではと心配になる。以前はここが路面電車が集まり町の中心地であったそうだ。でも、今は周りの店も閉まっているところも多い。郊外のイオンなどの大型店に顧客を取られたようだ。
タカシマヤは高級百貨店である。顧客は若い人ではなくて、お金を持っていそうな年配の人が多い。年配の女性が多い。この日は比較的多くの顧客がいた。やはり日曜日だからか。
でも、車がある人は、外出や買い物は、やはり駐車場の完備しているイオンに行ってしまうな。そんな風に自分は感じた。タカシマヤはいつかは店じまいになるかもしれない。
さて、今日は、そんな風な一日だった。平凡な何も起こらない。でも暑くなってきた。今年も観測史上最高の温度を連発するのであろう。
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