ウナギを久しぶりに食べた。


昨日は、何故かウナギを食べたくなった。この数年間はウナギを食べていない。昔はウナギは安かったように記憶している。ところが数年前から品不足となり、値段が高騰して、我々庶民の手の出せる物ではなくなってしまった。

昨日は、スーパーでウナギを見た。夕方6時半頃行ったので、この時間帯ならば、そろそろ3割引のシールが貼られるのではと期待したのである。でも、昨日は、まだ割引のシールは貼られていなかった。時間がちょっと早すぎるようだ。でも、いいや、えいやっとウナギを買う。

ウナギを買った。

値段は税引き前で896円だ。店内で調理したので、できたてのほかほかか。レジで大金を支払う。大事にかかえて、自宅のアパートに戻る。焼酎の黒霧島(25度)もワンカップ購入した。

さて、感想だが、ウナギは美味しかったけど、896円の価値はないようにと思った。電子レンジで温めればよかったか。冷たいままで食べたので、旨さが十分に引き出されなかったかもしれない。

ウナギも中国産ならば、かなり安くなるのだが、最近は人々は中国産の食材は避けるので、値段の高い国産ウナギが多く出ている。

何故、ウナギは減っているのか。乱獲だろう。対策は養殖しかないのか。でも、ウナギの養殖は難しいと聞いたことがある。台湾から稚魚を取り寄せているようだ。昔のテレビの一場面を思い出す。

それは、竹村健一が亀井静香と対談した時の話だ。竹村健一は「亀井静香=ピラニア」論をぶっていた。内容は以下の通りだ。日本は台湾からウナギの稚魚を輸入している。水槽に入れて台湾から日本へ運ぶのだが、時間がかかり、途中で数多くの稚魚が退屈のあまり(やることがないので)かなりの数が息絶えてしまう。

そこで、水槽の中にピラニアを一匹入れておくと、稚魚たちは必死で逃げ回り、何匹かはピラニアに捕まって食べられるのだが、結果としては多くが日本に着くまでは生き残る。ピラニアを入れていた方がウナギの稚魚の生存率ははるかに高くなるそうだ。

竹村健一は、当時の自民党の存在は、だれている、と述べていた。「水槽の中のウナギの稚魚の世界のようだ」と言う。そして、当時自民党に所属していた亀井静香はピラニアのような存在で、自民党全体を活性化している、と述べていた。竹村のそんな話を聞いていた亀井は苦笑していたが、面白い譬えだと思った。

自分が思うには悪役の存在の必要性だ。悪役がいることで善玉たちは団結する。活性化するのだ。自分も子どもの授業料と仕送りを稼ぎ出す必要性があるから、働かざるを得なくなり、ぼけ防止になっているのか。

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