2016-04-17
朝の9時頃に桂川沿いを散歩した。雨が降っていたのだが、傘をさして散歩することにした。コンクリートの道の上に大きなミミズが這っていた。雨が降るとたくさんのミミズが地中から出てくる。土の中が水浸しになるので、息苦しくなり、コンクリートの上に出てくるのだ。
問題は、雨が上がると、出てきた土の中に戻れないで、コンクリートの上で干からびてしまうことだ。あるいは車に轢かれてぺちゃんこになってしまう。このままでは、そのミミズも土の中に戻れないだろうと思い、気の毒に思って、その大きなミミズを素手でつまんで草むらに戻すことにした。
つまむとミミズはびっくりしたのか身体を動かして次に収縮した。草むらに持って行く、ここならば、雨が上がっても土の中に戻れるだろう。そこでミミズを放す。おそらく、このミミズと私が再会することはないだろう。一期一会ということだろう。ミミズとして充実した生涯を送ってほしいとエールを送る。
菜の花がきれいだ。この季節はサクラが終わったあとは、菜の花だ。そして、次はツツジか、そして、アヤメやカキツバタ、そしてアジサイが咲くのだ。桂川沿いにどこにそれらの花が咲くか覚えておくと散歩が楽しくなる。
ふと歩くと、小さな地蔵様?が見えた。何故、いつどの様な意図でこの地蔵を建てたのか。むかし、洪水があって亡くなった人の魂を慰めようとしているのか。と、色々想像する。
さらに歩くと、墓地が見えた。そしてその墓地は墓石代わりに木製の卒塔婆/墓碑銘?を立てているようだが、そして木の表面には梵字らしきものが書かれている。これは何宗なのか?真言宗か天台宗の信者のお墓か?
などと、小一時間ほど散歩したが、いろいろなことを見聞きできた。自然と歴史と対話ができた散歩として、充実した朝の散歩としたい。
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