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本日は卒業論文発表会が行われた。午前中と午後の部に分かれている。私は会場設営の係りなので、パソコンを持ってきてパワーポイント発表の人のために設置をしていた。しかし、パソコンとの接続が、なかなかうまく行かなかった。しばらくして、メインスイッチを押してないことに気づいて、あわてて押す。無事に電源が入ってスクリーンに画像が現れた。
さて、午前の部だが、都合6名の人が発表した。私のゼミからは2名ほどが発表した。無事に発表も終わったのだ。その時点でそろって写真を撮る。一番右側の人が左手を伸ばしてスマホで自撮りしたのだ。私はもうじき仏様になるのか、後ろから光が、後光がさしている。白髪と光が混じってシュールな光かげんとなった。さて、学生たちは4月から就職先が決まっていて、岐阜県に残る人は少ない。この4年間が有意義な4年間と感じ岐阜県をいつまでも懐かしく感じてくれればと思う。
午後からも6名が発表した。一人の発表内容を紹介する。北欧では最近ヒュッゲ(Hygge)という生活様式が広まっているそうだ。その生活様式が日本に広まってゆく可能性を探るという内容であった。Hyggeの理念は物質的な快楽の追求ではなくて、静かな満ち足りた空間と時間の在り方を追求するのである。
今どきの日本では、ミニマリストとしの生き方、断捨離という言葉が流行だ。これらから見ると、消費社会の在り方もかなり変化したと思われる。
さて、わたしはたくさんの質問をした。卒業論文を担当するのは主査が一人、副査が二人である。主査は細かく既に指導したので、発表会では何も質問をしないのが普通だ。その代わりに副査として担当する論文は細かく質問することになっている。うるさく質問を受けた学生さんは煩わしく感じたかもしれないが、発表会は卒業論文の審査も兼ねているのでご了解いただきたい。
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