学生からチョコレートをもらう。


学生が来て、今後の研究の方向性と卒業論文の題目について相談を受けた。学生はいろいろなアイデアを持っている。

一つはイギリスが好きなので、イギリスの風物の一つ、紅茶文化を取り上げてその歴史的な発展を研究する。もう一つは、岐阜市のカフェ文化を調査する。どこにどのようなカフェがあって、地元にどのように受け入れられているか、まとめてみたい。他のアイデアとして、紅茶の味そのものにも関心があり、この地域に好まれる紅茶とは何か、について考えてみたいそうだ。

その学生は、まだ、3年生であるので、直ぐに論文執筆に取りかかる必要はないが、しかし、取りかかりは早いに越したことはない。自分からのアドバイスは、学生はブログをつくって、そこに研究の成果を一つずつ書き入れたら、ということだ。学生がカフェを訪問するたびに、気づいた点をブログに書き込んでゆく。すると、いつの間にやら、かなりの情報が集まる。うまく行けば、ブログを読んでくれた人から、そのカフェには、この紅茶の方がもっと美味しいとか、その紅茶のいわれは何かなどのコメントがあるのではということだ。

外部にその都度発表していくと、けっこう楽しいことなので、学生は是非ともその点を考えてほしい。

自分からは、論文のタイトルとしては、「イギリスと岐阜を結ぶ紅茶の華麗な香りー紅茶文化の変容と受容-」というようなタイトルならば、面白そうではと提案した。

学生はもう少しいろいろと考えて論文の方向性を決めるそうだ。ある程度自分でも楽しめながら論文を書くことになれば、それは素晴らしいことだと思う。

なお、学生は神戸市出身である。神戸からのお土産として、チョコレートをもらった。チョコレートの一袋には7,8個の葉の形のチョコレートが入っている。学生に感謝していただく次第である。

神戸のチョコレート、memory と書いてある。

葉っぱの形をしている。甘いチョコレートだ。

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