火事の焼け跡があった。

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朝、天気も良かったので、自転車で近所を回ってみた。この半年ほど自転車を使わなかった。秋ぐらいから寒くなり、自転車に乗るのがおっくうになった。やはりある程度は暖かくならないと自転車は使えない。好天気の日なので、今日はサイクリングと洒落込んだのだ。

まず、タイヤの空気が減っていたので、空気入れで満タンにする。座るところ(サドルと言うのだ)を布で丁寧に拭いて、出発する。

このあたりは、喫茶店がある。それらは喫茶の店と言うよりも、モーニングサービスを提供している店と言ったほうがいいだろう。シニアのカップルが喫茶店に入って行く。おそらく、朝飯の準備が面倒くさくなって、喫茶店で朝飯を食べるのではないか。そんな店を数軒見つけた。

この前、そんな喫茶店の一つにたまたま入った。トースト400円を注文したら、トースト、サラダ、茶碗蒸し、コーヒー、デザートと出てきて驚いた。そして、かなり美味しい。しかも、わずか400円だ。岐阜のこのあたりは、京都と比べるとかなり値段が安い。これは素晴らしい。

さて、しばらく行くと、火事の焼け跡があった。失礼だと思ったが、周りに誰もいないので、スマホで写真を一枚撮ってみた。

焼け跡だ。とにかく火の用心である。

春の朝のサイクリングで、田園地帯の景色を味わっていたときに、このような焼け跡に出会ったので驚いた。最近はあんまり火事の話は聞かない。昔は電気のショートとか、アイロンの消し忘れで火事があったが、いまは漏電遮断機の性能が上がり、またアイロンも手で押さえていないと通電しない、という風に改善されてきている。いまは火事は稀になっている。

しかし、このように、火事はやはり起こるのだ。火事になったらどうしたらいいのか。ふと、石川県の自宅が火災保険に入っているかどうか心配になってきた。5月になったら里帰りする予定だ。そのときに調べてみよう。

多分火災保険に入っていると思うが、いくらの保険なのか。建て替えるだけの保険金は無理としても、少なくとも、取り壊して更地にするくらいの保険金はおりてほしい。

この焼け跡の持ち主は無事であったのか。無事であったとしても、次の問題、この家をどうするかという問題がある。これだけ燃えていると、全面的に立て直さないといけないだろう。その金の調達はどうするのか、持ち主が年配者ならば、銀行も簡単には金を貸さないだろうと、いろいろと余計なことを考える。

自分も気をつけなければと、自分に、よく言い聞かせるのだ。

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