桜が少し咲き始めた。

2016-03-29

昨日は研究室の残りの本を新しい勤務先の研究室に搬入する。これで、運び入れは一件落着となる。前回よりも若干荷物の量は多い。

高速道路を数時間も運転して、ようやく岐阜市に到着する。前回と同じく建物の搬入口に車を停めようとすると、先客がいる。プリウスが停まっている。その横に停めると、なんとか搬入口の近くに停めることができそうだ。念のために、プリウスの運転している方に、横に停めることの承諾を得る。

その方からは、快諾を得たが、よく見るとその方は本を車に積んでいる。どうやら、私と立場が逆で転出される方のようだ。年齢的にもかなりお歳を召されているようなので、この方は退職されるのかもしれない。

家内に手伝ってもらって、また途中から用務員の方にも手伝ってもらって1時間ほどで作業は終了した。私の年齢で階段の昇り降りは結構きつい。明日になれば筋肉痛で痛いであろう。

さて、外を見ると桜が咲き始めている。数日前に来た時は、全然咲いていなかったのに、もう咲き始めている。これではあと1週間もすると満開になるな。入学式と重なると思う。

研究室の前の桜並木

体育館の前の桜並木

桜とは不思議な植物だ。日本のどこでも一斉に咲き始める。時の経過にとても敏感なようだ。これがアジサイだと咲く時期がバラバラなので、話題にならない。

人にはそれぞれお気に入りの花がある。私はキンモクセイとアジサイだ。桜は綺麗だと思うが、あまりに咲く期間が短い。楽しむことができる期間が短すぎる。それゆえに却っていいのだと言う人もいるだろうが。

帰りの高速道路だが、疲れのせいか、ウトウトする。瞬間的に眠り込み次の瞬間にハッと目がさめる。危険だ。養老のサービスステーションにて少し休む。このサービスステーションには、カフェがある。そこで一休み、私は冷たいシャーベット状の飲み物を注文する。

この注文は失敗だ。シャーベットを思い切り口の中に入れると頭が割れるように痛い。シャーベットの冷たさで脳の血管が収縮したのだろう。脳卒中もこんな痛さか。神様、私がこの世を去る時は、静かに眠るように去ることができますように。

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