15日は大変でもあり、ホッとした日でもあった。


今日は5月15日である。今まで、毎月15日は気が重い日であった。それは、次男へ仕送りをする日であったからだ。最低で9万円、時には自動車学校のローンを加えて、10万6千円を送る必要があった。次男もカツカツの日を過ごしていて、振込が数日でも遅れると催促の連絡が来ていた。そんなことで、15日に遅れずに送金していた。

今日は15日なのだが、もう次男に送金しなくてよい。ホッとしている。長年、15日が近くなるとどのように金銭のやりくりをしたらいいのか頭を悩ましていたのだが、それがなくなった点は嬉しい。4月から次男は就職して働いている。自分の給料ももらって嬉しそうである。

15日だが、実は、偶数月は年金の支給がある。であるので、15日はホッとする日でもあった。ただ、奇数月、例えば、この5月だが、これは年金が支給されない。つまり、年金支給の谷間だ。偶数月の15日は楽しくない。

嘱託として働いている先の給料は全て家内に渡している。食費・変動費関係は家内が仕切る。私は税金、ローン返済、家賃など固定費関係を担当する。老後資金の蓄えも私の仕事だ。

私の収入は年金、嘱託先からの年に2回のボーナス、たまに送られてくる印税、である。合計でどれくらいか。年で○○円ぐらいだ。これを上手にやりくりして生きてゆく。

かなり頭を使う。安倍首相が日本国の運営に頭を悩ましている以上に、私は我が家の運営に頭を悩ましているのだ。

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