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家内の肺炎だが、かなり良くなってきた。今日は採血、レントゲン、点滴、医師からの診断と午前中は忙しかった。でも、この病院は、いろいろな部署間の連携が悪くて、3時間以上かかってしまった。もっとも、諸外国と比べると、5,000円強の治療費で、これだけの医療サービスを提供してくれるのは、やはり有りがたい。この病院は時間的にはスローだと思ったが、これがフランスあたりで治療を受けると倍の倍の時間や経費がかかると思う。
病院で気づいたことを数点のべる。(1)事務の人たちは名札にニチイと書かれている。ニチイという大手の医療事務担当者派遣サービスの人たちだ。つまり、事務の人たちは病院に直属しているのではない。派遣会社から派遣されている人たちだ。自分はてっきり病院の所属の事務員さんかと思っていた。
(2)さまざまな制服を着た人がいる。医師、看護師、理学療法士、作業療法士、レントゲン検査士、清掃員、警備員、などがいる。誰がこの病院に正式に所属する人なのか、よく分からない。昔は全員が病院から直接雇用だったのだろうが、次第に業務別にアウトソーシングするようになり、派遣が増えてきた。それで、一種のヒエラルキーを形成するのだろうと思う。
(3)医師の担当日の掲示板を見てきた。家内を担当する医者は火曜日、水曜日、金曜日が担当であった。週3回勤務のようである。あと、1日ぐらいは別の病院で非常勤の医師として働いているのか?収入はかなりの金額になるだろうと推測する。(うらやましい)
(4)患者の多くは老人だ。精算の時に横のシニアの女性の請求書を見てみたら(ちらっと何気なく見てしまった)、140円であった。後期高齢者であるから、負担金は1割である。医療費の赤字が言われているが、将来は、後期高齢者でも、3割負担、あるいは5割負担となるかもしれない。そのときは、世界に誇る日本の医療制度の崩壊の時だ。アメリカのように、ちょっとしたことでも20~30万円払うことになるのかもしれない。
このところ、神戸のI君からいただいた日本酒を飲んでいるが、昨晩は、ふとコンビニの安酒(鬼ごろし)を飲んでみたくなった。コンビニで、2パック(103円×2=206円)を買ってみる。そして飲んでみた。酔いは強いが軽い頭痛がする。朝も二日酔いが残った。
分かったことは、高級酒はさわやかで悪酔いしない。しかし、コンビニの安酒は強くてすぐに酔えるが、頭痛と二日酔いが厳しい。つまり、高級酒は体をすっきりさせるが、コンビニの安酒は体を痛める。そんな普遍的な事実を再度確認した次第だ。
奥さんは回復傾向で良かったですね。お酒は楽しんでもらえて良かったです。確かに比較的良い酒は、気持ちよく酔えるし、いくら飲んでも二日酔いはしないですね。
涼しくなったらご一緒に名古屋辺りで美味しい酒を呑み歩きましょう。
I君へ 高級酒はやはり体にいいようです。ホームレスの人たちが公園の隅で車座になって飲んでいる、コンビニで購入したカップ酒は酔えるけど体には良くないようです。涼しくなりましたら、また皆様とお会いできることを楽しみにしています。