時刻を記す。時刻に関する覚え書き(2)

先般、9月26日に時刻に関する覚え書きという記事を書いた。これは、非常勤先を出発してから岐阜まで到着するのにどれくらい時間がかかるか記したものであった。本日もまた同様に時刻表を記すので、退屈かもしれないがご容赦願いたい。

11:58: 大学前のバスに乗る。これは京阪バスである。市バスと比べて止まるバス停が限定されている。それゆえに、比較的、早く京都駅に到着する。

11:33: 京都駅から「ひかり」に乗る。「ひかり」でも米原は止まるようだ。12:52 には、米原に到着する。

13:00: 米原発大垣行きに乗る。そんなに混んでいない。そとの雨は本降りになってきた。30分ほどで大垣に到着する。

13:41: 大垣発豊橋行きに乗る。岐阜までは各駅停車で、岐阜からは快速となる。10分ほどで岐阜駅に到着する。

13:58:  岐阜バスの高富行きに乗る。職場行きのバスは14:11 にあるが、職場に行く気になれない。そこで仕事を続ける気にはなれない。しかし、明日は、かなり早めに職場に行って仕事をするつもりだ。 


雨が降っている。台風が近づいているようだ。でも高速道路ではなくて、電車を使ったことが良かったと思う。車を運転すると、運転席から前の画面は何か実在感がなくなる。テレビでスクリーン上の何かを見ているようだ。しかし、電車ならば、その世界の中に自分も飛び込んで、参加しているという存在感を味わう。

仮想ではなくて、実際の世界の中に飛び込んで、そこで人や事物と接触しながら生きているという実感を味わえる。

「ひかり」の中、米原へ向かう。

「ひかり」の中、米原へ向かう。

昔は雨垂れの音を楽しんで聞いたものだった。しかし、それは高校生の頃までで、受験勉強が始まってからは、ずっと何かに追われていたような気がした。とくに、教員になってからは、締め切りがあり、その時までに、論文を仕上げる、報告書を書く、講演をする、とスケジュール帳に書き込みながら、時間調整をしていた。何かに追われるような生活を何十年続けてきたことか。

はやく、手帳がいらない時が来ないか、待ち遠しかった。あと数年で、完全リタイアしたら、時計をはずし、手帳を捨てて、ストレスとは無縁の生活をするつもりだ。

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