高速道路の建設現場を訪問する。寝袋を買う。


昨日の朝は散歩をした。まだ、寒いのでジャケットにマフラーをして歩き始める。鳥羽川を渡る。そして適当にぶらぶらしながら歩く。BBCの放送を聴きながら散歩だ。スーダンで政変が起こったという話だ。アルジェリアでも政変があった。でも、遠く離れた日本は平和だなと思う。

高速道路の建設現場に近づく。土曜日で誰もいないと思っていたが、一部の建設機械は稼働している。つい100年ぐらいまでは静かな、誰も来ない深山に、突然コンクリートの高速道路ができるのであるから、昔から生息していた動植物にはさぞかし迷惑なことであろう。

下の写真で分かるように山の木は伐採されて気の毒なものだ。何百年と生えていた植物たちが根こそぎ消滅だ。

山奥に高速道路の建設が進んでいる。

ただ、自分はこんな人工的な建築にも関心がある。廃工場の写真などを眺めていると落ち着いたりする。つまり人工物でも時間が経つと自然に戻り、生まれた当初の違和感が次第に消えてゆくということだろう。

右上に見える機械は作動していた。

建設現場は醜悪か。それとも美醜の判断を超越した無機的な存在なのかと考えながら歩いてゆく。美しく調和された自然の中に突然、人間の醜悪な建造物が発現したと考えるべきではない。自然が新たな調和へと向かって変化しつつあると考えるべきなのかもしれない。

ブルトーザー

ブルトーザーが一台そこにあった。ずーつと眺めていた。ブルトーザーとの発音、何となく発音しずらい。もっといいやすい名前はなかったのか。ブルドーザーとはどのような意味か。bulldozer を分解してみる。bullは雄牛だ。doze はうたた寝をするという意味だ。雄牛がうたた寝をしているという意味か?

ブルよ、雄牛よ。
お前は今は何を考えているのか。
昨日までの疲れに眠っているのか。
4月のまだ寒い青空を背景に休んでいるようだな。
二日ほどうたた寝をしたら、またお前の破壊が始めるのだ。
お前の破壊力を人間は必要としているのだ。
でも、破壊を通してのみ、再生があるのだ。
ブルよ。雄牛よ。
新たな再生を信じて、お前は雄叫びをあげるのだ。


午後は関のイオンに行った。そこで、寝袋を購入した。今度実家に行った時に使用しようと考えている。今までは実家は掃除に行ったとしてもとんぼ返りで戻ってくるのでほとんど片付けが進まなかった。特に二階には、タヌキのふんがたくさん残っている。タヌキの死骸は片付けたが、まだ毛やフンが残っているのだ。かなりの時間を費やす必要がある。

5月過ぎの日曜日の朝にゆく。そしてその日の遅くまで掃除をする。父母の衣服は全て袋に詰めて、ごみ置き場にだす。ごみ収集は月曜日なので、日曜日のうちに全て済ませたい。その日は実家に泊まる。電気も水道も止めてあるので4月ではまだ寒い。そして布団は古くて悪臭を放すので使えない。自分は寝袋を使って寝るのだ。弁当とミネラルウオーターを持ってそれで食事だ。

月曜日の朝はゴミを全部出した後で、不燃物を積んで埋め立て場にゆく。布団とかはリサイクルセンターに持ってゆくのだ。そして、その日の午後に岐阜のアパートに戻りたい。

そんな計画を立てている。そのために寝袋を購入したのだ。

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