遅刻した夢を見た。


今朝、自分が卒業式が何かの重要な儀式に遅刻した夢を見た。自分は「これはやばい」と思って、物陰に隠れて、目立たないように、参加のタイミングを図っているという夢だ。「今さら、顔を出すのも格好悪いし、困ったな」と思い続けていたら、目が覚めた。

自分の仕事は時間と深く関係する。教員なので、授業の開始の時間を間違えないようにしなければならない。非常勤講師の仕事をやっていた時は、時間に間に合うか、いつもヒヤヒヤしながら、通っていた。常に時間割を見ながら、一日の時間配分をしていた。

時間を守るということが自分には相当なストレスになっている。昨日は、ある社会人講座の試験監督の仕事を仰せつかった。監督は私ひとりである。受験者の数は多くはないが、それでも監督者は私一人というのはかなり緊張する。

時間通りの受付の開始、試験用紙の配布、10分前の注意、5分前の注意など、マニュアル通りに、実施しなければならない。この日は、朝の9時頃から午後の5時ぐらいまで一人で監督した。毎回、試験終了後に答案用紙の数を数え、番号順に並べる。かなりの緊張の一日であった。

そんなことで、その緊張が自分の夢に現れたのだと思う。「時間厳守、締め切り厳守」は自分が社会人になってから、いや小学校に入ってから覚えさせられた最初の社会ルールであった。6歳の時から、身体に染みついたこの社会的ルール、忘れるわけにはいかない。

そんな自分だが、完全退職となったら、実現可能かどうかは分からないが、捨てようと思う物がある。それは、時計、手帳、カレンダー、携帯電話である。完全な隠居生活、太陽が昇れば目覚めて、好きな本を読んで、お腹が減ったら食事だ。(今の自分は、12時になったので、昼飯を食べている。お腹が減っているかどうかに関係なく、食事の時間になったので食事をしている)

そんな引退後の気ままな生活を夢見ている。時間の束縛から解放された生活だ。

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