明日はある高校に行って、模擬授業をする予定である。最近は各大学とも高校での模擬授業に非常に力を入れている。それは、学生募集を意識しているからである。
また、高校側としても積極的に模擬授業を受け入れようとしている。それは模擬授業を受けることで、生徒が大学での授業を体験することで、将来の大学の選択、あるいは職業の選択まで、ヒントを得られるからである。
さて、そんな大事な模擬授業であるが、この数日どのような授業を行うか迷っている。高校の授業とは一味違った授業がいいだろう。それは論理的にすっきりとしていて、納得できるような授業だ。いろいろと悩んで次のように組み立てることにした。
冒頭で生徒たちに今日の授業は次の3つのことを語りますと宣言する。
- 英語はなぜ大切か
- 学校外での英語の勉強法
- 自分で行うユニークな勉強法
そして、次のような順番で説明をする。
(1)世界の言語の数をあてさせる。大言語と言われている言語をみんなで考える。それによって言語への認識を高める。
(2)英語は世界一の話者を持つ言語ではないが、実質的には国際共通語といわれて、もっとも普及している言語であることを再認識させる。
(3)英語がネイティブとして話されている国、旧植民地で未だに教育の場なので広く使われている国などを紹介する。
(4)英語の勉強法についてアドバイスする。学校の授業だけではなくて、積極的に自分で勉強することを勧める。その例として、YouTube を視聴すること、ラジオを聴くことを奨励する。
(5)自分のユニークな勉強法として、街角で英語の表現をいろいろと発見することを勧める。そして、英語の間違い探しをすることを勧める。
そんな風にして明日頑張ってみたい。ところで読者の方は下の画像の英語の間違いがわかっただろうか。わからない人は英語の辞書で「サツマイモ」を調べてほしい。
コメントを残す