2016-03-26
今日はイオン洛南に買い物に行く。家内が買い物をしている間に、私はその周辺を散歩することにした。九条通りを東向きに歩く。九条通りは、五条通や四条通と比べて、地味である。あんまり、大きなお店やモダーンな商店はない。イメージとしては、昭和時代が残っているような感じである。
こんなところを散歩するのもいかなと思って歩いていると、古風な小さなお寺があった。愛宕山権現と書いてあるので、そうなるとお寺ではなくて、神社になるのか?権現様を祀ってあるとそれは何か?
ネットで調べると、権現様はもともとは権現堂に祀られていたそうだ。だが、明治の廃仏毀釈の影響で権現堂は神社に変えられたそうだ。また、愛宕権現は火難除けの効用があるそうだ。
さて、この建物は愛宕大権現堂とあるので、明治の廃仏毀釈の影響は受けなかったようだ。さて、その横を見ると、「羅城門跡」とある。えーつ、これが羅生門のあったところか。と中に入っていく。そこは小さな児童公園だ。真ん中に、羅城門遺跡とある。Wikipedia には以下のような説明がある。
羅城門(らじょうもん)は、古代、平城京や平安京といった条坊都市の中央を南北に貫いた朱雀大路の南端に構えられた大門である。事実上の都の正門ともいうべき門であった。「羅城」とは都城の城壁のこと。中国の城郭都市で、石や煉瓦で築かれた外廓のことを指し、日本には中国のような構造の羅城は造られなかったが、羅城門(羅生門)は築かれた。平安京(現在の京都市中心部)の羅城門が有名である。
しばし、この遺跡の前にたたずんだ。歴史がここにあるのか。でもこれでは分かりづらい。ここに堂々たる羅城門がそびえ立っていたと想像するのは、至難の業だな。何枚か写真を撮る。
さて、次は東寺の方向に進む。次の記事を参照してほしい。
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