『翔んで埼玉』という映画を見た。


今は夏休みなので、動画配信サービスで映画とかドラマを見ている。昨日見たのは、アマゾンプライムを利用して『翔んで埼玉』という映画だった。主演はGacktと二階堂ふみであった。Gackt は正月の芸能人格付けという番組で連戦連勝で当てるので才能ある人と驚いていたが、映画も立派にできる俳優だということを知った。二階堂ふみという女優さんはあまり知らなかったが、この映画では名演技者であった。

私は昔埼玉に住んでいたことがあったが、これは爆笑ものであった。東京都民は上層階級で埼玉県民は下層階級とのこと、そして埼玉から東京に行くときは、通行手形は必要とのこと、面白い内容を考える人がいるな、と脚本家の才能の豊かさに驚いた。ガクトが埼玉県人ではないか、と疑われて踏み絵をすることを強制される場面があった。草加せんべいと白小鳩のお菓子を足で踏みづける場面は笑ってしまった。内容は深刻ではなくて、ギャグで笑える内容だ。

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それから『テルマエ・ロマエ』という阿部寛主演の映画も面白い。これまた映画の内容をアイデアを考え出した人には驚く。日本の銭湯から古代ローマの浴場にワープする物語だ。日本の銭湯から技術を学んで、ローマの大浴場に適用して、建築家として認められる物語だ。こんな内容は凡人にはとうてい思いつかない話だ。とにかく、作者に敬意を表する次第だ。

それから、『Goemon』という話も面白い。石川五右衛門が主人公で、織田信長や石田三成とか、霧隠才蔵、猿飛佐助がでてみたりと、めちゃくちゃな話だ。中国の宮殿みたいなところが背景で、とうてい日本の時代劇では想像できない場面だ。色彩感覚が普通の映画とは異なる。とにかく、これも作者や監督の才能に驚かされる。

この数日、これらの並の人間の想像力をはるかに超える内容の映画を見た。面白かった。今日は帰ったら、『テルマエ・ロマエ2』を視聴する予定だ。これも面白いといいのだが。

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